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SUVじゃないよピックアップトラックだよ!帰ってきたトヨタ・ハイラックスの性能は?

1モデルぶりの発売となったトヨタ・ハイラックス、日本にはなじみが少ないピックアップトラックですが、マニアの中では大ウケしているようです。
では、このトヨタ・ハイラックスの走りの性能をピックアップトラックとして、また乗用車ではありませんがそういった使われ方をされることが多いので、乗用モデルとしてみていきたいと思います。

トヨタ・ハイラックスってこんな車

日本では明確に乗用モデルと商用モデルを分けて扱うのが一般的なこととなっていますが、トヨタ・ハイラックスはそのうちの商用モデルの1台として発売されたモデルでした。

小型トラックからピックアップトラックへ

今でこそ日本でも「ピックアップトラック」などと言われていますが、当初はそのような洒落た(?)名称などなかったことから「小型トラック」などと呼ばれていて、中小企業や個人経営の商店や工場などで荷物の運搬用に使われることが多くありました。
いわゆる商用トラックとして扱われていたということで特にこれといって人気があるとかマニアが好んで購入するといったことなど一切ありませんでした。

その「商用小型トラック」がどうしてピックアップトラックなどと呼ばれるようになったのか、マニアが登場するほどの車になったのか・・・その理由は1979年頃に日産から発売されたある車にあるようです。

1980年ぐらいから密かに人気モデルとなっていたモデルに「4WDトラック」と呼ばれるものがありました。
その車は「小型トラック」として発売されていたモデルに・・・

・オフロードを走るためのパートタイム4WDシステムを搭載
・車高を持ち上げて豊富なロードクリアランスを確保する

といったように手を加えて作られました。

こういった方法を使って「4WDトラック」と呼ばれるジャンルを開拓したのが日産の小型トラックであったダットサントラック4WDだったのです。
このモデルは商用モデルとは思えないような好調な売れ行きを示しました。

その人気ぶり、注目度合いを見たトヨタも黙ってはいられません、急遽ダットサントラック4WDのライバルモデルを作ることにしたのです。
それがハイラックスの4WDモデルだったのです。

ダットサントラック4WDとハイラックス4WDが揃ったことで、アメリカで当時流行していた「ピックアップトラックをドレスアップする」という意味合いの「トラッキング」(ウィキペディアに書かれている「トラッキン」は間違い)が日本でも取り上げられることになり、それと同時にアメリカ流の呼び方である「ピックアップトラック」という名称が使われるようになったのです。

ピックアップトラックとは

ピックアップトラックという言葉はアメリカで生まれた言葉で、農場などで地面に置いてある藁の塊や道具などを効率よくトラックの荷台に積むために、拾い上げて荷台に投げ込むという何ともアメリカらしいワイルドな積み方をしたことから「荷物を拾い上げる」の「拾い上げる=Pickup(ピックアップ)」から「ピックアップして荷物を積むトラック」、それも当時のアメリカで主流だったボンネットを持つ平ボディ型の小型トラックのことをそう呼んでいたのです。

それが現在になってアメリカではボンネット+平ボディ」を持つ小型トラックのことを「ピックアップトラック」と呼ぶようになり、その言葉が日本をはじめ世界中に広まっていたのです。

ハイラックスのこれまでの道のり

ハイラックスは1968年に初代モデル発売されて以来、久々に日本国内販売となった今回のモデルで8代目モデルとなります。
初代モデルからピックアップトラックと呼ばれるようになった4代目モデルを経て、1997年に発売された6代目モデルまでは日本国内で継続して販売されていたのですが、2000年あたりから小型商用モデルとしての人気がワンボックスバンへと移っていったことから小型トラックのハイラックスの売れ行きが悪くなったこともあって、7代目モデルは日本国内とハイラックスと競合するモデル「タコマ」「タンドラ」が発売されている北米エリアでは発売されませんでした。

これによって6代目モデルが販売終了となった2004年から日本ではハイラックスの販売が止まっていたのですが、2017年に他国では2015年から生産・発売されていた8代目モデルが発売されるようになったのです。

発売されるようになったきっかけは、公には北海道にある農場からピックアップトラックの高い需要があったからとされていますがそれは表向きのこと、それを証拠に北海道であまり売れていません。
本当のところは、2014年に発売されたランドクルーザー70系の限定モデルにおいて、ピックアップトラックモデルが意外にも人気が高かったからで、このハイラックスでも同様にガッポリ儲けることができるのではないかということで導入したことがわかっています。

ちなみの今回発売されたモデルはタイの工場で作られているタイ向けのモデルを日本仕様にアレンジしたもので、日本人のために作ったモデルではありません。
要する自動車メーカー自らが逆輸入したモデルということになります。
このへんが実にトヨタらしいところで確実に利益が出るということが確認できないうちは海外向けの転用モデルでお茶を濁すようです。

トヨタ・ハイラックスのモデル構成・グレード構成

ハイラックスにはモデルバリエーションはなく、ダブルキャブ・パートタイム4WD搭載のモデルしか用意されていません。

標準モデル

グレード構成も2グレードと非常に簡素なものとなっています。

・X グレード
・Z グレード

標準グレードとなる「X」グレードには以下のような主要装備が採用されています。

・ハロゲンヘッドランプ
・ハロゲンフロントフォグランプ風タウンランプ
・265/65サイズタイヤ
・17インチ×7.5Jスチールホイール
・ブラックカラーアウトサイドドアハンドル
・ブラックカラーフロントグリル
・グレー塗装リヤバンパー
・ボディ同色センターピラー
・シルバー加飾ウレタンステアリングホイール
・マニュアルエアコン
・アナログメーター
・ワイヤレスドアロックリモートコントロール
・ファブリックシート生地
・運転席4ウェイ調整機能
・助手席4ウェイ調整機能
・一体チップアップリヤシート
・スペアタイヤ
・サイドステップ
・マッドガード
・リヤフォグランプ
・イモビライザーシステム・オートアラーム
・バックカメラ
・4スピーカー
など

上記の装備に・・・

・LEDヘッドランプ
・プリクラッシュセーフティ
・レーンディパーチャーアラート
・17インチ×7.5Jアルミホイール
・メッキ加飾アウトサイドドアハンドル
・メッキ加飾フロントグリル
・メッキ加飾リヤバンパー
・ブラックアウトセンターピラー
・シルバー加飾ウレタンステアリングホイール
・メッキ加飾サイドターンランプ付電動格納式ドアミラー
・本革巻きステアリングホイール
・本革巻き+シルバー加飾セレクターノブ
・オートエアコン
・オプティトロンメーター
・クルーズコントロール
・スマートエントリー&スタートシステム
・上級ファブリックシート生地
・6:4分割チップアップリヤシート
・リヤセンターアームレスト
・コンライト
・運転席6ウェイ調整機能
・6スピーカー
・アクティブトラクションコントロール
・ダウンヒルアシストコントロール制御
・リヤデフロック

といった装備を追加したのが上級グレードの「Z」グレードとなります。

トヨタ・ハイラックスの動力性能

国内向けハイラックスには1つのパワーユニットしか用意されていません。

2.4リッターディーゼルターボエンジン

・エンジン型式:2GD-FTV型
・エンジン排気量:約2.4リッター
・エンジン形状:直列
・シリンダー数:4気筒
・バルブ構造:DOHC16バルブ
・燃料噴射:コモンレール式
・過給器:ターボチャージャー

スペックは・・・

・最大出力:150ps/3400rpm
・最大トルク:40.8kgf・m/1600rpm~2000rpm

※リッターあたり:約62.5ps
※パワーウェイトレシオ:約13.8kg/ps

このエンジンは、今回のハイラックスの発売によってはじめて日本国内に持ち込まれた形となったエンジンです。
ピックアップトラックにふさわしい大排気量ディーゼルターボエンジンとなりますが、燃料噴射装置として2つの燃料ポンプを持ち、高い燃圧によって軽油を噴射するコモンレール式を採用していることから、このクラスのディーゼルエンジンにしてはパワーがあり、意外と中回転域まで使えるエンジンとなっています。

もちろん排気ガスの清浄化に効果も高く、DPRや尿素SCRの手助けもあって昔のディーゼルエンジンような臭くて真っ黒な排気ガスを出すことは完全ではありませんがかなり少なくなっています。

パワーに関してはディーゼルエンジンですので、こんなものでしょう。
それよりトルクの高さには一目を置くべきでしょう。
40.8kgf・mをディーゼルエンジンらしく1600rpmで発生させるのはかなり運転がしやすいでしょうし、荷台にそれなりの量の荷物を積んでも快適に走ることができるでしょう。

ちなみに40.8kgf・mという数字は、クラウンの3.5リッターハイブリッドモデルに採用されている8GR-FXS型のトルク36.3kgf・mを軽く上回る数字となります。

ピックアップトラックとしても、乗用車的な使い方をしても全く問題ないエンジンといえます。

このエンジンはハイラックスの兄弟モデルとなる「フォーチュナー」と「イノーバ」にも採用されています。

トヨタ・ハイラックスの走行性能

このモデルはあくまでも商用車の小型トラックですので、一般的な大衆乗用車とは根本的に考え方や作りが違います。
なので、乗用車としての走行性能を期待するのはおろかなことであって、その目線で評価を下すのは間違いかと思います。
ここではあくまでもトラックして見ることとします。

トランスミッション

●6速オートマチックトランスミッション
ベースモデルとなるタイ仕様にはマニュアルトランスミッションも用意されているのですが日本仕様には6速のオートマチックトランスミッションしか用意されていません。
このオートマチックトランスミッションはトヨタでは「スーパーインテリジェント6速オートマチック」通称「6 Super ECT」と呼ばれているもので、トヨタの大型モデルやトルクのあるエンジンを搭載しているモデルに採用されているものです。
名称だけを聞くと何やら特別な機能がついているものと思ってしまいそうですが、なんてことはないごく普通のトルクコンバーター式の多段式オートマチックトランスミッションです。

ただ、変速時のショックを軽減するために変速時にエンジン回転数を少し落として変速ショックを極力減らすといった余計な気遣い制御が組み込まれています。

SUVではありませんが、そこそこ優れたオフロード走行性能を持っている車で、実際にもオフロード走行を行うこともある車でもあるので、タイ仕様車のようなマニュアルトランスミッションが欲しいところですが、舗装が整っている日本で使うのであれば、オートマチックトランスミッションでも十分だと思います。

・・・と同時に、「CVTでなくてよかったぁ~」と胸をなでおろします。

ボディ剛性・強度

ハイラックスはピックアップトラックですので、通常の乗用モデルやクロスオーバーSUVに使われているような薄い鉄板を組み合わせてシャシーもフレームもボディも一体化させたモノコックフレームではなく、クロスカントリー4WDモデルやSUVにつかれている太い2本の鉄骨を持つラダーフレームを持っています。

このラダーフレームの上にボディシェルをのっけた形で作られているのがハイラックスのボディとシャシーの構造です。

ラダーフレームは古くから自動車用のフレームとして使われてきたもので、非常に高い剛性、強度、耐久性を持ちます。
車体にかなりの負担がかかる大型トラックや大型バス、クロスカントリー4WDモデルな度に使われているのもこういった性能を持っているからでハイラックスもトラックとしての性能を持たせるためにラダーフレームが採用されています。

トヨタの車はどんなモデルでもボディ剛性が非常に軟であることは有名ですが、それはコスト削減策が講じられたモノコックフレームを使ったモデルだけであって、トヨタの車でもこのハイラックスのようにラダーフレームを使って作られたモデルはかなり頑丈で剛性のある車体になっています。

国内モデルでは、ランドクルーザーやランドクルーザー・プラド、今はもう売られていませんがFJクルーザーや昔のハイラックスサーフなどがそういった車です。
それと同じ作りがされているハイラックスはかなり高い剛性、強度、耐久性があるフレームが採用されているモデルであると断言してもいいでしょう。

ただ、それが走行性能に直に繋がるというわけではなく、いわゆるトラックとして丈夫に作られているだけで、オンロードにおいては乗り心地やタイヤのグリップ感、コーナーリング性能といった部分はあまり褒められたものではありません。
でもこの車はこれでいいのです、なぜならピックアップトラックだからです。

しかし、走る場所がオフロードとなると頑丈なフレームが幸いしてサスペンションはよく動きますし、トラクションもしっかりと掛かるといったように優れて一面を発揮します。

サスペンション構造

サスペンション構造もピックアップトラックらしいものといえるでしょう。

・フロントサスペンション:ダブルウィッシュボーン
・リヤサスペンション:リーフリジット

クロスカントリー4WDモデルやSUV以外の乗用モデルなら「今さらリーフリジットなんて時代遅れだ!」といわれてしまうことになりますが、ハイラックスはピックアップトラックです。
荷物を積んで走るのが本来の目的の車ですのでこれでいいのです・・・というか、こうありたいものです。

確かにリーフリジットは乗り心地も悪く、オンロードでの路面追従性が悪かったりタイヤのふんばりが効かないなどの悪い点が目立ちますが、丈夫でそう簡単には壊れませんし、オフロード走行では大きなギャップを乗り越える時でもがっちりと路面をつかむことができます。

ピックアップトラックですが、クロスカントリー4WDモデルやSUVレベルの優れたオフロード走行性能を持っているといっていいでしょう。

4WDシステム

昨今では4WDモデルといってもそのほとんどが生活四駆用のスタンバイ4WDシステムや独立した電気モーターで疑似的に4WD状態を作る電気式4WDシステムといった、おまけ程度のトラクション性能しかもたない簡易的なものが採用されることが多くなっているようですが、このハイラックスはまさにピックアップトラックと呼ばれる車に採用されるのにふさわしいパートタイム4WDが採用されています。

トランスファーは3段切り替え式で、通常のFR駆動となるH2モード、それほど深くないオフロード、滑りやすい雪道などに最適なH4モード、完璧なオフロード走行をするのに向いているL4モードが用意されています。
更に上級グレードとなる「Z」グレードにはリヤデファレンシャルギヤをロックするデフロック機能が装備されていて、片方がのリヤタイヤが浮いてしまうような起伏の激しい路面やタイヤが全くグリップしないような深い泥道などでも走れるような性能を持たされています。

オフロード走行だけでいったら本来はナンバーワンでなければいけないランドクルーザーやその次に位置するべきであるSUVのランドクルーザー・プラドよりも優れたオフロード走行性能を持っているといってもいいかもしれません。
車格はちょっと違いますが、スズキのジムニーに強敵が現れたような気がします。

トヨタ・ハイラックスの燃費性能

この車はあまりエコ意識が高くないタイ向けに作った車を日本向けに作りなおしたものです。
なので、車自体が低燃費を目指すような作りがされていないため、実際の燃費性能もよくありません。
低燃費装備についてもこれといったものはつけられておらず、しいて言えるのはコモンレール式の燃料噴射構造だけでしょう。

・カタログ燃費(JC08モード):最大11.8km/L
・実燃費:約9km/L

トヨタの車のカタログ燃費ほど信用できないものはないのですが、この車に限っては実燃費とそれほど違いがないようです。

それにディーゼルエンジンですから燃料単価が安いので燃料費としてみれば意外とメリットがあるのかもしれません。

トヨタ・ハイラックスのライバルは?

残念ながら日本国内にはピックアップトラックといえるべきモデルがこのハイラックス以外に1台もありません。
そこでここでは先代モデルまで日本国内でも販売されていた三菱のトライトンのタイで発売されている2代目モデルと比較してみましょう。

パワースペック比較

●ハイラックス

2GD-FTV型・2.4リッター直列4気筒DOHCディーゼルターボエンジン

・最大出力:150ps/3400rpm
・最大トルク:40.8kgf・m/1600rpm~2000rpm

●トライトン

4N15型・2.4リッター直列4気筒DOHC MIVEC ディーゼルターボエンジン

・最大出力:181ps/3500rpm
・最大トルク:43.9kgf・m/2000rpm

エンジンの構成はどちらも同じようなものですが、ディーゼルエンジンの技術力が高い三菱のトライトンの方がパパワーもトルクも高い数値を出しています。

4N15型は現地でも故障が少ないと評判になっているそうです。

燃費比較

●ハイラックス

・カタログ燃費(JC08モード):最大11.8km/L
・実燃費:約9km/L

●トライトン

・カタログ燃費(EU値換算):約14.5km/L
・実燃費:約12km/L

トライトンの燃費性能はカタログ燃費も実燃費もタイで公表されている数値、タイでの実燃費となるため、日本国内でのものであるハイラックスと比較するのにちょっと無理がありますが、数字だけで見るとわずかにトライトンの方が勝っていることがわかります。

販売価格帯比較

●ハイラックス:約323万円~約375万円
●トライトン(現地価格 1バーツ:3.45円換算):約269万円(779000バーツ)

トライトンにはシングルキャブ、メガキャブ(キングキャブ)、ダブルキャブがありますが、ハイラックスに合わせてダブルキャブの価格としています。

販売価格においてもトライトンは現地価格ですので、日本向け価格となっているハイラックスとまともに比較することはできませんが、トライトンの現地価格に輸入する費用を加えたとしてもトライトンの方が安くなる公算です。

特別仕様車「Z ブラック・ラリー・エディション」

2017年9月に発売されてハイラックスですが、やはり売れ行きは芳しくないようで発売から1年と2カ月後となる2018年11月にテコ入れとしての特別仕様車が発売されています。
それが「Z ブラック・ラリー・エディション」です。

このモデルは「Z」グレードをベースにしたモデルで、そのモデルに専用装備を採用したものとなります。

●「Z ブラック・ラリー・エディション」に採用されている専用装備

・専用ブラックメタリック塗装サイドターンランプ付電動格納式ドアミラー
・専用ホワイトレター付き265/60サイズタイヤ
・専用ブラック塗装18インチ×7.5Jアルミホイール
・専用18インチアルミホイール付きスペアタイヤ
・専用ブラック塗装フロントグリル
・専用ブラック塗装スキッドプレート付フロントバンパー
・専用オーバーフェンダー
・専用グレー塗装リヤバンパー
・専用ブラックメタリック塗装アウトサイドドアハンドル
・専用ブラック塗装テールゲートハンドル
・専用オプティトロンメーター
・専用ブラックメタリック加飾・本革巻きステアリングホイール
・専用本革巻き・ブラックメタリック加飾 セレクターノブ
・専用スマートキー付きスマートエントリー&スタートシステム
・専用ブラックカラー・メッキ加飾・ブラックメタリック加飾 センタークラスター
・専用ファブリック・ブラックメタリック加飾 ドアトリム
・専用ブラックカラー・メッキ加飾 サイドレジスター
・専用ブラックメタリック加飾 セレクターノブベゼル
・専用グレー加飾 アッパーボックス
・専用ブラックカラー ルーフヘッドライニング
・専用ブラックカラー ピラーガーニッシュ
・専用ブラックカラー ルームパーテーション
・専用ブラックカラー バックパネルトリム

一方で「Z」グレードには標準装備されている「ヘッドランプクリーナー」はこのモデルではなぜか廃止となっています。

カスタマイズカーというよりセットオプション装着車

ハイラックスにはトヨタがいうところのカスタマイズカーが3種類ほど用意されています。

●ユーティリティパッケージ
ユーティリティパッケージには2種類のものがあり、それぞれに以下のようなメーカーオプションをつけたものです。

※ユーティリティパッケージA
・ゲートプロテクター
・ベッドライナー
・ベッドライナー テール部

※ユーティリティパッケージB
・ソフトトノカバー
・ベッドライナー

このユーティリティパッケージは、ハイラックスをトラックとして使う時の荷台の保護をするためのオプションをセットしただけのものであるようです。

●ワイルドパッケージ

ワイルドパッケージは以下のようなメーカーオプションが付けられています。

・フロントバンパープロテクター
・ナンバーフレーム・ロックボルトセット
・リヤゲート「TOYOTA」デカール
・マフラーカッター

ワイルドパッケージはどうやらちょっとしたドレスアップグッズをつけただけのものであるようです。

●TRDパッケージ

TRDパッケージは以下のようなメーカーオプションが付けられています。

・フロントバンパーカバー
・フロントアンダーカバー
・サイドステップ
・スポーツバー(ロールバー)
・「TRD」ロゴデカール(荷台左右)

これ以外にも単独のTRD製パーツとして・・・

TRD専用フロントグリル
・TRD専用ハードトノカバー
・TRD専用「JAOS トライブ クロウ」17インチアルミホイール・ホイールナット
・TRD専用ドアハンドルプロテクター
・TRD専用本革セレクターノブ
・TRD専用オイルフィラーキャップ
・TRD専用プッシュスタートスイッチ

が用意されています。
TRDという名称が付けられているので、動力性能や走行性能が向上できるパーツが用意されているのかと思ったら単なるドレスアップパーツであったようです。

ん~・・・これらのものをトヨタでは「カスタマイズカー」というようです。
私に言わせれば、セットオプションやドレスアップパーツに特別な称号を与えてそれを押し売りしているように見えるのですが・・・やっぱりトヨタは商売上手です。

まとめ

あまりなじみがないピックアップトラックとして売られたことでこのハイラックスがどういう車であるかわからないでいる方も多いかと思いますが、確かにこうしてみると単なる小型トラックして扱うのも何ですし、SUVのような扱いをするのもちょっと違う・・・かといって乗用モデルとも言い切れません。

正しく言えば、ハイラックスはピックアップトラック以外の何物でもありませんが、それだけいろいろなことが頭をよぎるということはそれだけ万能な車であるということだと思います。

同じトヨタの車でもプリウスやC-HR、カローラ・スポーツなどといった燃費性能だけでまったく面白みのない大衆乗用モデルを買うより、ピックアップトラックのハイラックスを買った方がもっと車を楽しめるのではないでしょうか。

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