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意外と走ってくれるライトバン日産・NV150AD│本当にワンボックスバンが必要?

商用車というと今やNV350キャラバンとかハイエースなどに代表されるワンボックスカーや軽自動車が圧倒的なシェアを持っていますが、中には「ワンボックスカーほど大きな車はいらない、といっても軽自動車だとほとんど荷物が積めないし走りが悪いのでちょっと・・・」という方もいるはずです。
そういった方たちにぴったりな商用車が日産・NV150ADに代表されるライトバンです。

では日産・NV150ADがライトバンとしてどのような性能を持っているのか見ていきましょう。

日産・NV150ADってこんな車

日産・NV150ADは2016年の11月に発売された比較的新しいモデルです・・・といいたいところですが、実はもっと昔から売られていたモデルです。
少し前までは「ADバン」として売られていたといえばピンと来る方もいることでしょう。

このモデルは1981年に発売されたB11型サニーのライトバンモデルの後継モデルとして作られたことから始まります。。
この当時は販売チャネルの違いによって「サニーADバン」「チェリーADバン」「ダットサンADバン」などと複数の車名が付けられていて、通称名として「ADバン」と読んでいましたが、後に行われたマイナーチェンジの際に、正式に販売チャネルによる差別なしの「ADバン」とされました。

このVB11型は1982年から1990年まで発売され、ベースモデルのサニーがモデルチェンジを行ったことで同時にこのADバンもモデルチェンジを行う形となり、Y10型ADバンとなりました。

このモデルになる前にも同じコンポーネントを使った兄弟車「サニー・カリフォルニア」というステーションワゴンモデルがあり、「商用モデルはADバン、乗用モデルはサニー・カリフォルニア」という形になったのですが、1996年にサニー・カリフォルニアが生産終了となったため、その後継モデルとして発売された「ウイングロード」が、この兄弟車のいわゆるワゴンモデルを担当することになりました。
これがADバンとウイングロードの関係の始まりです。

1999年には商用車らしい長いモデルサイクルを経てモデルチェンジを行い、Y11型となりましたがこのモデルではこれといって大きな変化はありませんでした・・・といいますか、2006年のモデルチェンジで新たに作られた現行モデルとなるY12型モデルも同様にたいした変化はありませんでした。

ただ、このモデルでは兄弟車として発売されてきたウイングロードとの関係が少し変わり、それまでは・・・

商用モデルのADバンをステーションワゴンとして転用したのがウイングロード

といった感じであったのに対して、今回のモデルでは・・・

我が社にはステーションワゴン専用モデルがないから、今回は少しウイングロードにも力を入れてみるか!

ということで、ウイングロード専用設計とまではいきませんが、これまでよりもウイングロードを強く意識したデザインや構造が取り入れられることになったのです。

発売時期もステーションワゴンのウイングロードの方が先で、約1年後の2006年にY12型ADバン、改め「AD」が発売されたことでも日産側の考え方に変化があったことに気が付くでしょう。

それから、これもたいしたことではないのですが、このモデルになった時に2つの販売面での変更がありました。
1つは、先ほど少し触れました通り、車名が「ADバン」から単に「AD」となったこと、そしてもう1つは、それまで「アベニール」のライトバンモデルとして、またADバンの高級モデルとして発売されていた「エキスパート」が、アベニール系統から離脱してこのAD系統なって「ADエキスパート」となったことです。
これによってADは、標準モデルと上級モデルといった2つのモデルを販売することになりました。

そしてこのモデルになってからいろいろ忙しいようで、2016年に行われたマイナーチェンジで、また車名が変わりました。
Y12型モデル発売時に一度変えたばかりなのにまた変えたのです。
今度は「AD」から「NV150AD」としました。

NV」とは「Nissan Van」の略で、日産の商用モデルにつけられる冠名として定められたもので、このNV150AD以外にもNV200バネットとか、NV350キャラバンといったモデルに採用されています。
この元「AD」もこの規格にあわせるために、「NV150AD」へと変更されたわけです。

ちなみに新設されたばかりのADエキスパートはどうなったかといいますと、ADエキスパート自体がNV150ADに吸収された形でNV150ADの上級モデルとなるエキスパートモデルとして売られることになりました。

そしてこれが2019年現在の現行モデルとなります。

日産・NV150ADのモデル構成・グレード構成

NV150ADには、標準モデルと上級モデルにあたるエキスパートモデルが存在します。

標準モデル

標準モデルには2つのグレードが用意されています。

・DXグレード
・VEグレード

DX」グレードを廉価グレードとしてそれに・・・

・カラード電動格納式リモコンドアミラー
・スイッチ照明付フロントパワーウインドウ
・マップランプ

を追加したのが「VE」グレードとなります。

駆動方式は両グレードともFFと4WDが設定されています。
駆動方式による装備の違いは・・・

・ヒーター付き電動格納式リモコンドアミラー
・14インチスチールホイール
・165サイズ14インチタイヤ
・リヤ間欠式ワイパー
・スタビライザー(フロントのみ)
・リヤヒーターダクト(寒冷地仕様のみ)

4WDモデルにだけ与えられます。

エキスパートモデル

NV150ADの装備充実バージョンであるエキスパートモデルにも2グレード用意されています。

・エキスパートLXグレード
・エキスパートGXグレード

標準モデルの「VE」グレード相当の装備を持つ「エキスパートLX」グレードを基準として・・・

・オートライトシステム
・インテリジェントキー
・ジャージ・シート生地
・フロントローバックシート
・運転席シートリフター
・後席ヘッドレスト
・助手席シートバックパソコンテーブル
・リヤシート用アシストグリップ
・運転席上下調整式シートベルトアンカー

といった装備を追加したのが「エキスパートGX」グレードとなります。

このモデルにもFFモデルに加えて4WDモデルの設定があり、標準モデル同様に・・・

・ヒーター付き電動格納式リモコンドアミラー
・14インチスチールホイール
・165サイズ14インチタイヤ
・リヤ間欠式ワイパー
・スタビライザー(フロントのみ)
・リヤヒーターダクト(寒冷地仕様のみ)

といった装備が4WDモデル専用装備として装着されます。

標準モデルとエキスパートモデルの違い

エキスパートモデルは過去にあったエキスパートというモデルの流れを持つ、いわゆる上級志向のライトバンです。
そのためNV150ADとなってからも標準モデルと差別化を図る意味で一部の装備に違いが与えられています。
ではここでグレードの違いはさておきで、純粋に標準モデルとエキスパートモデルの違いを確認しておきましょう。

●エキスパートモデルのみに採用されている装備

UVカット断熱プライバシーガラス:標準モデルではメーカーオプション設定
カラードバンパー:標準モデルでは樹脂むき出し無塗装
カラードアウトサイドドアハンドル:標準モデルでは樹脂むき出し無塗装、メーカーオプション設定あり
カラードバックドアフィニッシャー:標準モデルでは樹脂むき出し無塗装
ブラックドアサッシュ:標準モデルではボディカラーと同色塗装

日産・NV150ADの動力性能

通常では商用ライトバンというと、車両価格に幅を持たせるためにエンジン排気量の小さいエンジンと中くらいのエンジンと大きなエンジンといったような形で同じモデルでエンジン排気量が違う複数のエンジンバリエーションを持たすことが多いのですが、このNV150ADでは駆動方式の違いだけによるエンジンバリエーションが持たされています。

FFモデル

NV150ADにおいて基本となるFF駆動のモデルには

・エンジン型式:HR15DE型
・エンジン排気量:約1.5リッター
・エンジン形状:直列
・シリンダー数:4気筒
・バルブ構造:DOHC16バルブ

といったエンジンが搭載されています。

このエンジンは同社のキューブやマーチNISMO S、ジュークなどにも搭載されているもので、ちょっと前の日産の小型モデル用主力エンジンとして使われていたものです。
吸気側・排気側両方にCVTCと呼ばれる可変バルブタイミング機構を備え、燃料噴射用のインジェクターも1気筒あたり2本付けるなどといった、低燃費に特化した実用エンジンとなります。

なので、スペックははっきり言ってたいしたことはなく・・・

・最大出力:111ps/6000rpm
・最大トルク:15.1kgf・m/4000rpm
※リッターあたり約74ps

と実用エンジンとしてはまずまずといったところです。
ただ、NV150ADは速さや走りを求める車ではないため、これで十分といえるでしょう。

4WDモデル

4WDモデルにはFFモデルよりもエンジン排気量が大きいエンジンが搭載されています。

・エンジン型式:HR16DE型
・エンジン排気量:約1.6リッター
・エンジン形状:直列
・シリンダー数:4気筒
・バルブ構造:DOHC16バルブ

このエンジンは同じ日産の商用車であるNV200バネットやノートのNISMO Sなどにも搭載されている実用エンジンです。
このエンジンも燃費重視の実用エンジンですのでスペック的にもかなり平凡・・・

・最大出力:109ps/6000rpm
・最大トルク:15.3kgf・m/4400rpm
※リッターあたり約73ps

といったパワースペックしか持ちません。

面白いことにFFモデルに搭載されているエンジン排気量が100ccほど小さいHR15DE型エンジンよりもパワーが低くなっていることに気が付きます。
その差わずか2psで、見方によっては同じといえる程度のものですが、「100ccの排気量アップはどこへ行った?」といいたくなりますがどうやらその100ccは0.2kgf・mほどアップした最大トルクに使われてしまったようです。

そもそも4WDモデルだけに1.6リッターエンジンを搭載したのは、4WDシステムによって発生するフリクションロスに対抗するため、そして4WDモデルならではの悪路走行(といってもたいした悪路は走れませんが・・・)に対応するためのトルクアップを求めてのことなので、最大出力が上がらなくても最大トルクが高まればそれでいいのです。
それに最大トルクこそ0.2kgf・mのアップですが、スペックでは表せない中間トルクは結構太っています。
実際にFFモデルと4WDモデルとで乗り換えてながら比較してみたことがあるのですが、100ccのエンジン排気量の違いを感じることができるぐらいはっきりと走りに出ます。

日産・NV150ADの走行性能

商用ライトバンでは仕事用の車ですから走行性能にあまり期待をかけてはいけません。

トランスミッション

エンジンがFFモデルと4WDモデルで違うのと同様にトランスミッションにも駆動方式による違いが持たされています。

●FFモデル
FFモデルのHR15DE型エンジンに組み合わされているトランスミッションは大衆モデルでおなじみのCVT、エクストロニックCVTとなります。
このCVTは、キューブやマーチ、ノート、ジュークといった日産の小型モデルに使われているものと全く同じでプーリーの変速幅、ファイナルギヤのギヤ比に至るまで全く同じです。

商用モデルとなると、車に積む荷物の量も多く重たく、走行距離も短期間で相当のびるといったように車にとっては厳しい、過酷な条件下で使われることが多く、そういった形で使われる車に対して通常では耐久性が乏しいCVTを使うことはあまりありません。

しかし、このNV150ADではFFモデルのみですが採用しています。
これは何も日産のCVTの耐久性が特別優れているということではなく、商用バンといってもたかだか1.2トン前後の車両重量に500kgにも満たない最大積載量しか持たないライトバンということでトランスミッションにかかる負担が一般の大衆乗用車とあまり違いはないということから燃費を重視してCVTを採用することにしたのです。

セレクターレバーの位置は、ありがたいことに使いにくいインパネシフトではなくフロアシフトとなっているところが好印象です。

●4WDモデル
4WDモデルに採用されているトランスミッションは、いわゆるごく一般的なトルクコンバーター式オートマチックトランスミッションです。
変速段数は4速といまどきの車としては少々物足りないものを感じますが、商用モデルなのでよしとしましょう。

トランスミッション形式はフルレンジ電子制御4速オートマチック、E-ATxと呼ばれるもので、NV200バネットなどに採用されているものとギヤ比も含めて全く同じものとなります。

やはり4WDモデルとなると、例えそれがスタンバイ4WDでさほど過酷な走りをされることがないといってもトランスミッションを含めドライブトレーンには相当負荷がかかるということで信頼性の高いトルクコンバーター式の有段式オートマチックトランスミッションを採用することになったようです。

ボディ剛性・強度

このモデルのフレームやボディは、既に生産終了となってしまいましたがステーションワゴンのウイングロードと共通のものなのですが、大衆車と同じ車体を使って作られているからといって必ずしもボディ剛性が低いわけではありません。

商用車としては軟弱なモノコックフレームを採用していてもライトバンらしくしっかりと補強が加えられていますので、数万キロですぐにガタが出る、あちこちから「キュッキュッ」とか「ゴトゴト」といった異音が聞こえてくるといったようなことはないでしょう。
へたをすれば日産のコンパクトカーや中型大衆モデルより頑丈で剛性の高いボディやフレームを持っているといえるかもしれません。

サスペンション構造

サスペンション構造もFFモデルと4WDモデルで違いが持たされています。
違いがあるのはリヤサスペンションで、フロントサスペンションは駆動方式に関係なく独立懸架のマクファーソンストラットが採用されています。

FFモデルのリヤサスペンションはFF廉価モデルで定番となっているトーションビーム式のリジットサスペンションで、一般的な大衆車と違うところはトーションビームの強度が強化されているところです。

通常は断面形状がパイプ形状や「コ」の字型となっているのに対して、大衆車以上にリヤサスペンションに多大なる負担がかかるこのモデルでは「H」断面のビームを採用して強度をアップさせています。

次に4WDモデルですが、こちらはFFモデルと違って、プロペラシャフトやドライブシャフト、リヤデファレンシャルギヤなどが付けられるため、トーションビームではなく、トレーリングアーム(前から後ろに向かってまっすぐのびるメインアーム)を持ったマルチリンク式が採用されています。
このマルチリンクは日産の高級モデルに採用されるようなダブルウィッシュボーンベースのものではなく、商用車らしく強度面を考えた上で作られたものですので、性能的な部分も全く違います。
ただリヤサスペンションも独立懸架となるため、空荷状態でもボンボン跳ねることはあまりなく、比較的しなやかな動きを見せます。
乗り心地はFFモデルのトーションビームよりはるかに上でしょう。

4WDシステム

NV150ADの4WDモデルに採用されている4WDシステムは、「オートトルクコントロール4WDシステム」と呼ばれるものです。
このシステムは軽自動車や大衆車の4WDモデルに使われることが多い「スタンバイ4WD」いわゆる生活四駆などといわれるもので、メインとなる駆動輪(NV150ADではフロントタイヤ)が空転して、トラクションが弱くなった時だけリヤタイヤにもトラクションを与え、一時的に四輪駆動状態になるといった仕組みを持つものです。
パートタイム4WDのように2WDと4WDを明確に切り替えることもできませんし、スポーツ4WDのように常に四つのタイヤにトラクションが掛かっているわけでもありません。
いわばスタックした時、スタックしそうになった時の緊急脱出用4WDといえるものです。

「オートトルクコントロール4WDシステム」ではセンターデフの代わりとなるビスカスカップリングがトランスファーに内蔵されるのではなく、リヤデファレンシャルギヤと一体式になっているのが特徴です。
ただだからといって何か特別な機能や効果を得ることができるというわけでもありません。

日産・NV150ADの燃費性能

商用モデルは、需要の性質から車両価格を高くすることが許されない車ですので、燃費性能を向上させたくても乗用車のように生産コストが極端に高くなるハイブリッドシステムや大規模な低燃費装備などをつけることをあまり好みません。
結局はエンジン自体の燃費性能に頼るか、あまりお金のかからないちょっとした低燃費装備を採用する形で作られることが多くなってしまいます。

このNV150ADにおいても同様で、付けられている低燃費装備もCVTC(可変バルブタイミング機構)や電動パワーステアリング機構、オルタネーター制御、FFモデルならばツインインジェクターやCVTといったごく普通の定番レベルのものしか付けられていませんので、燃費性能に関してもあまり期待してはいけません

・カタログ燃費:最大17.4km/L(FFモデル)
・実燃費:約14km/L(FFモデル)

同じエンジンを搭載する日産のキューブで最大19.0km/Lとなっているところ、商用モデルでそれくらいの燃費性能ならまずまずではないでしょうか。

日産・NV150ADのライバルは?

1.5リッターNAエンジンを搭載するライトバンとして作られているNV150AD、このモデルのライバルとなるのはADバン時代からライバル視されてきたトヨタのサクシード・プロボックス兄弟車でしょう。

そもそもこの両モデルはNV150ADの先祖モデルであるADバンの対抗モデルとして後から作られたものですので、そういった意味でもライバルと見るのが妥当かと思われます。

サクシード・プロボックス兄弟車は2002年にヴィッツのプラットフォームを流用して作られたモデルです。
ヴィッツといえばトヨタを代表する「フニャフニャ軟弱ボディ」を持つ車ですが、ライトバンのサクシード・プロボックス兄弟車ではあちこちの補強が施され、まるで全く別の車のような頑丈さが持たされています。

現行モデルはその2002年に発売された初代モデルとなりますが、2014年にビッグマイナーチェンジを行い、シャシーやボディにメスを入れ、切った貼ったといった大改良を行ったため、同じモデルとは言えないほどたくさんの変更点が与えられました。
特に大きな変更点といえば、エンジン周りの部分だけのプラットフォームを新しいヴィッツと同じBプラットフォームにしたことによって、ヴィッツやその流用モデルであるアクアのようにハイブリッドモデルを用意したことです。

NV150ADにはハイブリッドモデルがありませんのでここでは1.5リッターNAエンジンを搭載したモデル同士で比較していきたいと思います。

エンジンスペック比較

●NV150AD(HR15DE型)

1.5リッター直列4気筒DOHC NAエンジン
・最大出力:111ps/6000rpm
・最大トルク:15.1kgf・m/4000rpm

●サクシード・プロボックス兄弟車(1NZ-FE型)

1.5リッター直列4気筒DOHC NAエンジン
・最大出力:109ps/6000rpm
・最大トルク:13.9kgf・m/4800rpm

基本的には同じような構造を持つエンジン同士ですのでパワースペックも似たようなものとなります。
ライトバンとしてはどちらもまあまあのパワーです。

燃費比較

●NV150AD(「エキスパートGX」グレード):最大17.4km/L
●サクシード・プロボックス兄弟車(「TX」グレード):最大19.6km/L

燃費性能に2.2km/Lほどの差が出ました。
この数字はカタログ燃費で、このカタログ燃費を真に受けて判断すると「さすがトヨタ」といった感じでサクシード・プロボックス兄弟車の燃費性能をほめることになってしまいますが、トヨタのカタログ燃費の信憑性の低さを知っている人間からすれば、同じくらいかむしろNV150ADの方が燃費性能が優れているといった判断をすることになるでしょう。

販売価格帯比較

●NV150AD:約156万円~約194万円
●サクシード・プロボックス兄弟車(ガソリンエンジンモデルのみ)
:約155万円~約186万円

これだけを見てもNV150ADの方が高めであることがわかりますが、サクシード・プロボックス兄弟車にあるハイブリッドモデルの最高額が約197万円であることを踏まえて考えるとNV150ADの方が更に高く感じてしまいます。

日産・NV150ADの積載能力

このモデルは商用モデルですので、パワースペックよりもどれだけ荷物が積めるのかということの方が重要です。

荷室寸法を見ると・・・

●2人乗り(リヤシートを畳んだ状態)
・荷室長:約195cm
・荷室幅:約115cm
・荷室高:約94cm

●5人乗り(リヤシートを展開した状態)
・荷室長:約118cm
・荷室幅:約115cm
・荷室高:約94cm

となっています。

ライトバンであるため荷室高はあまり高くありませんが、リヤシートをたためば2メートル近い奥行を取ることができるのは、荷物の量もさることながら荷物のサイズにも自由度が出ます。
それこそスキー板やスノーボードなどの長物やサーフボードにおいてもショートボードであれば車内に積むことができます。

仕事用として考えても100サイズの段ボール箱ならパンパンに詰めれば40個ぐらい入りますし、一般的な180センチ×90センチサイズの板もそのまま横にして積むことができます。

相当重たい荷物や大きな荷物、大量な荷物でない限りで、このNV150ADの積載能力があれば十分なのかもしれません。

まとめ

残念ながらこのNV150ADにはワゴンモデルがないので、この車をプライベートユースとして買うことはあまりないかと思いますが、逆にそれだけ商用モデルとして、仕事用の車としての機能が優れているということも言えるでしょう。
タフで燃費性能もそこそこよく、意外と走ってくれるNV150AD、営業や軽運搬作業用の車としてはかなりいいかもしれません。

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