レクサス

レクサスNXはハリアーを格下げして急いで作られたクロスオーバーSUVだ!

商品の流用術にたけたトヨタでもなかなかうまくいかない場合もあります。
そのよい例が不人気モデルとなってしまったトヨタ・レクサス店で販売されているRXですが、すぐに打開策を取るのもトヨタの特徴でそれによって作られるようになったのがこのNXなのです。
では、どうしてこのモデルが作られるようになったかということも含めてNXはどういう車なのかを説明していきましょう。

トヨタ・NXってこんな車

トヨタ・レクサス店販売のNXは、2014年の夏に販売開始となったモデルです。
カテゴリーとしては、アウトドアスポーツを趣味に持つ方向けの「クロスオーバーSUV」(本当のところは「なんちゃってクロスオーバーSUV」)でクラスは中型モデルとなります。

このモデルはトヨタの車ですので、必ず部品を流用している車が他にあるはずですが、このNXの場合は探るまでもなく、トヨペット店から発売されているハリアーがベースモデルとなっていることが広く知られています。
早い話が、「ハリアーの高額販売モデル」「ハリアーのトヨタ・レクサス店販売モデル」ということです。

もっと深く突っ込めば、当時のハリアー自体がカムリベースであることから、「カムリのクロスオーバーSUV」ともいえます。

このNXは、既に北米レクサス、トヨタ・レクサス店で販売されていた大型クロスオーバーSUVであるRXの需要が低迷してしまったことに生まれた車で、RXの販売台数を埋めるべく作られた車だったのです。

ここで少しRXのことに触れておきたいと思います。
RXは1998年に当時の北米レクサスで初のクロスオーバーSUVとして発売されました。
トヨタの車ですので単独車種ということではなく、日本国内で1997年にハリアーとして発売されていた大型クロスオーバーSUVに少し手をかけて、モディファイしたモデルをRXとして販売していたのです。
そうです・・・RXも実はハリアーベースだったのです。

北米エリアではクロスオーバーSUVを日常生活に使う方が多いためこのRXはかなり売れました。
そして国内向けモデルのハリアーも当時は「クロスオーバーSUV」というモデルがほとんどなかった時代だったため日本国内でもそこそこ売れていました。

しかし、その後トヨタ・レクサス店を日本で展開するようになって、北米レクサスで販売していたモデルの一部を日本国内売るようになったり、空前のSUVブーム(正しくはクロスオーバーSUVブーム)が巻き起こったり、そのブームによって他社からもたくさんのクロスオーバーSUVが発売されたりといったことでハリアーやRXを取り巻く環境が変わってしまったのです。

それによってハリアーもRXも販売台数が激減してしまいました。
そうなった最大の理由は・・・

  • 当時にハリアーやそれをベースにして作られたRXは日本国内で使うには大きすぎた
  • 物珍しさがなくなった
  • ボディサイズが小さくてもっと魅力的なクロスオーバーSUVが続々を売られるようになった

からです。

要するにクロスオーバーSUVが欲しいからといって無理して大きなボディを持ち、日本国内ではちょっと扱いにくいハリアーやRXを選ぶ必要がなくなったというわけです。

困ったトヨタはすぐにお得意のハイブリッドモデルを追加しましたがそれもあまり効果がありませんでした。
そこで更にトヨタは考えました・・・

「大型クロスオーバーSUVで大きすぎるのなら、一回り小さなクロスオーバーSUVを作ればいいじゃないか!」

ということでハリアーやRXを現在のモデルより小さなモデルとして作り変えようとしたのですが、トヨタ・レクサス店側からこういった意見が出たのです。

「日本では小さい方が良くても北米エリアではRXはそこそこ需要があります。それを小さくしてしまうのはちょっと・・・」

的な感じな意見でした。

確かに日本人にとってはハリアーやRXは大きいかもしれませんが、身体も大きい、国土も広い、道幅も広い北米エリアでは、サイズ的にピッタリでちっとも大きくありません。

日本国内ではサイズダウンが求められ、北米エリアでは現状維持が求められる・・・この捻じれた状態をどうするのか・・・そこでトヨタはこうしました。

日本国内のトヨペット店から発売するハリアーはサイズダウン、北米レクサスやトヨタ・レクサス店から販売されるRXは現状のままで、更なる新しい中型クロスオーバーSUVを売り出すことにしたのです。

ただ、北米レクサスやトヨタ・レクサス店で販売する1車種のためにトヨタは設計図をひくようなことはしません。
そこでトヨタはハリアーとRXとの兄弟関係を解消して、今度は日本国内市場にあわせて小型化する予定のあるハリアーを使ってRXのひとつ下のクラスとなるクロスオーバーSUVをつくることにしたのです。
これなら1つの設計図で2車種(この時点で)の車に利用することができますし、北米レクサス・トヨタ・レクサス店のRXを現在のサイズで売り続けることができます。

そしてその小型化したハリアーをベースにして作られた北米レクサス、トヨタ・レクサス店販売の中型クロスオーバーSUVがNXです。
北米レクサス・トヨタ・レクサス店においてはRXに続く2車種目のクロスオーバーSUVとなり、初めての中型クロスオーバーSUVとなりました。

ハリアーからしてみれば車格が下がり、兄弟車がRXからNXに変更された形となります。

ちなみに・・・
ハリアーとの兄弟関係を解消されたRXは今度はカムリ(XV40型)ベースのモデルとされました・・・といてもハリアー自体がカムリベースなので、中間モデルがなくなって直接的な兄弟関係を結んだだけのことです。

トヨタ・NXのモデル構成・グレード構成

NXには2つのモデルと各モデルに4つずつのグレード構成が用意されています。

駆動方式はすべてのグレードにおいてFFと4WDの選択肢がありますが4WDモデルにおいては・・・

・ガソリンエンジンモデルには・・・ダイナミックトルクベクタリングAWD
・ハイブリッドモデルには・・・E-Four

といったようにモデルによって違う構造が採用されています。

ガソリンエンジンモデル

NX300」とされるモデルがガソリンエンジンモデルとなります。
このモデルには4つのグレードが用意されています。

・標準グレード
・Iパッケージ グレード
・バージョンL グレード
・F SPORT グレード

各グレードは装備の違いによって差別化されており、標準グレードを基準としてみると・・・

・アダプティブハイビームシステム
・三眼フルLEDヘッドランプロービーム
・ヘッドランプクリーナー
・広角・自動防眩・リバース連動チルトダウン・メモリー・ヒーター付オート電動格納式ドアミラー
・パワーイージーアクセスシステム
・ステアリングヒーター
・運転席ポジションメモリー / 運転席・助手席ヒーター付L texシート

といった装備を追加したのが「Iパッケージ」グレードとなり、更に・・・

・225/60サイズ タイヤ
・18インチ×7.5Jアルミホイール
・ロゴプレート付スカッフプレート
・運転席ポジションメモリー /運転席・助手席ベンチレーション機能・前後席ヒーター付本革シート
・ハンズフリーパワーバックドア
・センターコンソール後部AC100Vアクセサリーコンセント

を追加したのが「バージョンL」グレードとなります。

そして、ドレスアップグレードの「F SPORT」グレードには、標準グレードの装備に・・・

・「F SPORT」グレード専用フロントグリル
・「F SPORT」グレード専用フロントロアバンパーモール
・「F SPORT」グレード専用リヤロアバンパーモール
・アクティブサウンドコントロール
・パフォーマンスダンパー (フロント・リヤ)
・NAVI・AI-AVS
・「F SPORT」グレード専用ブラック塗装 広角・自動防眩・リバース連動チルトダウン・メモリー・ヒーター付オート電動格納式ドアミラー
・パワーイージーアクセスシステム
・ドライブモードセレクトスイッチ(SPORT S・SPORT S+・CUSTOMIZEモード付)
・「F SPORT」グレード専用ディンプル本革ステアリングホイール
・「F SPORT」グレード専用ディンプル本革セレクターノブ
・「F SPORT」グレード専用アルミ製スポーツペダル
・「F SPORT」グレード専用フットレスト
・「F SPORT」グレード専用スカッフプレート
・「F SPORT」グレード専用メタルフィルム インテリアパネル
・「F SPORT」グレード専用本革スポーツシート
・ハンズフリーパワーバックドア
・アルミホイール・タイヤセットの選択肢

「F SPORT」グレード専用デザイン18インチ×7.5Jアルミホイール+235/55サイズ タイヤ
「F SPORT」グレード専用デザイン18インチ×7.5Jアルミホイール+225/60サイズ タイヤ

が追加された形となります。

ハイブリッドモデル

NX300h」と呼ばれるモデルがハイブリッドモデルとなります。
このモデルのグレード構成やグレード間の装備に違いはガソリンエンジンモデルの「NX300」とほぼ同じものとなります。
ただ構造的にハイブリッドモデルならでは装備が採用されているので挙げておきましょう。

・標準グレード
・Iパッケージ グレード
・バージョンL グレード
・F SPORT グレード

●「RX300h」で廃止されている装備

・「F SPORT」グレード専用リヤロアバンパーモール

●「RX300h」で追加されている装備

・「F SPORT」グレード専用リヤバンパーロアガーニッシュ
・電子制御ブレーキ
・車両接近通報装置
・EVドライブモードスイッチ

トヨタ・NXの動力性能

NXには2種類のパワーユニットがあります。

2リッターターボエンジン

・エンジン型式:8AR-FTS
・エンジン排気量:約2リッター
・エンジン形状:直列
・シリンダー数:4気筒
・バルブ構造:DOHC16バルブ
・燃料供給:半直噴
・過給器:ターボチャージャー

スペックは・・・

・最大出力:238ps/4800rpm~5600rpm
・最大トルク:35.7kgf・m/1650~4400rpm

※リッターあたり:約119ps
※パワーウェイトレシオ:7.5kg/ps

このエンジンは「NX300」に搭載されているものです。
IS、GS、RC、RX、クラウンなどにも採用されているものと同じエンジンで、エンジン排気量を減らして燃費性能を向上、そしてエンジン排気量を減らしたことでダウンしたパワーを過給器で稼ぐといった形のダウンサイジングターボエンジンです。
同じエンジンでもGSに採用されているものよりも最大出力が下げられていますがこれはこのモデルがクロスオーバーSUVということで低回転域を多用するであろうということで改良されたことによります。
その改良によって最大出力の発生回転数が約1000rpmほど低くなっています。

2.5リッターハイブリッドシステム

●エンジン
・エンジン型式:2AR-FXE
・エンジン排気量:約2.5リッター
・エンジン形状:直列
・シリンダー数:4気筒
・バルブ構造:DOHC16バルブ
・燃料供給:半直噴

●電気モーター
・形式:2JM型

スペックは・・・

●エンジン
・最大出力:152ps/5700rpm
・最大トルク:21.0kgf・m/4400~4800rpm

●電気モーター
・最大出力:143ps
・最大トルク:27.5kgf・m

※システムパワー:197ps
※リッターあたり:約78ps
※パワーウェイトレシオ:約9.4kg/ps

このハイブリッドシステムの組み合わせは2011年に発売されたXV50型カムリに搭載されたものと全く同じもので、そっくりそのままカムリのものを流用した形になります。

低燃費を狙うハイブリッドモデルだといってもさすがに2.5リッターエンジンを搭載していながらシステムパワー197psはかなり低い数字です。
パワーウェイトレシオを見てもまさに大衆車レベルであって、カタログに書いてあるように気持ちの良い走りをすることはできないでしょう。
ただただ、ガソリン代が気になる方向けのモデルだといえます。

トヨタ・NXの走行性能

このモデルは中型クロスオーバーSUVとして作られている車です。
なので、オンロードだけではなく、オフロードもそれなりに走れなければなりません。
ここでは、オン・オフ両方の視点から走行性能を見ていきたいと思います。

トランスミッション

●6速オートマチックトランスミッション
このトランスミッションは、ガソリンエンジンモデルの「NX300」に採用されているものです。
6 Super ECT (スーパーインテリジェント6速オートマチック)」などと呼ばれていますが、早い話がごく普通のトルクコンバーター式オートマチックトランスミッションです。

このオートマチックトランスミッションには、「シーケンシャルシフト」と「G AI-SHIFT制御」といった特別な仕組みが付けられています。
「シーケンシャルシフト」は・・・なんてことはないただのマニュアルモードのことで、言葉を変えてさもすごい装備であるかのように見せただけのことです。
「G AI-SHIFT制御」はドライブセレクトモードを「SPORT」モードにした時に前後のGを検知し、そのGにあわせてギヤをシフトダウンし、加速するまでそのギヤをホールドするという機能です・・・200psのパワーもないクロスオーバーSUVにこの機能は必要ですか?・・・いらないでしょう。

無駄なからくりが付けられている普通のオートマチックトランスミッションです。

●ギヤ式無段変速機
これはハイブリッドモデルの「NX300h」に使われているものです。

NXに採用されているハイブリッドシステムはTHS-IIと呼ばれるものなのですが、そのTHS-IIではトランスミッションの構造や制御もハイブリッドシステムとして扱っています。
そのため、THS-IIを採用したトヨタのハイブリッドモデルは、形状こそ多少の違いはありますが、すべてにおいてこのギヤ式の無段変速機が採用されています。

ボディ剛性・強度

NXは発売当時にまだ現役だったXA30W型RAV4のプラットフォーム、新MCプラットフォームを使って作られた車です。
新MCプラットフォームはトヨタの中型モデルに広く使われているもので、プリウスやSAIなどにも使われているもので、コスト削減のために剛性感が全くないプラットフォームとして有名なものです。

それを使って作られたこのNXも同様にボディ剛性の弱さ、シャシーの弱さを持ちます・・・要するにボディ全体がフニャフニャで決してオフロード走行に対応できるようなものではないということです。
これはオンロード走行においても同じことが言えます。

何ならレーザースクリューウェルディングとか構造用接着剤を使って剛性を高めたなどといっていますが、そのような後付けの役に立たない小細工などよりもフレームを作る鋼材をもっと良いものに、もっと厚みのあるものに変えた方がよっぽど効果が出るでしょう。

小細工しても基本がダメなのですからやっても無駄です・・・それとも「きちんと考えています」とでも言いたいのでしょうか。

サスペンション構造

シャシーがXA30W型RAV4と全く同じですからサスペンション構造も全く同じ、フロントにマクファーソンストラット、リヤにダブルウィッシュボーンという組み合わせとなります。

クロスオーバーSUVですのでリジットサスペンションとまではいいませんが、ストロークを稼ぐことが難しいダブルウィッシュボーンはいただけません。
リヤサスペンションにダブルウィッシュボーンを採用している時点でオフロード走行性能はすべて捨てたという判断ができます。

ここだけを見てもNX・ハリアー兄弟車がオンロード走行だけしかできない「なんちゃってクロスオーバーSUV」であることがわかります。

4WDシステム

NXには4WDモデルがすべてのグレードに用意されていますが、ガソリンエンジンモデルとハイブリッドモデルとでは全く違う4WDシステムが採用されています。

●ダイナミックトルクベクタリングAWD
ガソリンエンジンモデルの「NX300」に採用されている4WDシステムがこの「ダイナミックトルクベクタリングAWD」です。

システム名からして何やらとてもすごいシステムが採用されているように思えますが、残念ながらトヨタは4WDシステムにあまり強くなく、このたいそうな名称が付けられている4WDシステムも普通のスタンバイ4WDです。

フロントタイヤが空転した時だけフロントアクスルにつけられたラチェット式ドグクラッチを繋いでリヤタイヤに動力を伝えるという仕組みのものです。
構造的にはちょっと違いますが機能としては軽自動車などに採用されているビスカスカップリングをもちいた簡易型スタンバイ4WDと全く同じで、オフロードを走るためのトラクションを稼ぐというよりも道端でスタックしてしまった時の緊急脱出用の4WDシステムであるといえます。

いわゆる「生活四駆」です。

●E-Four
これはハイブリッドモデルの「NX300h」に採用されているものです。
構造はいたって簡単、フロントタイヤを回すための動力源とは全く関係ない独立した電気モーターでリヤタイヤを回すといったものです。
トヨタのハイブリッドモデルの4WDモデルによく使われるもので、動力源が全く別なことから4WDシステムではなく4WD機能といった方がしっくりときます。

このシステムはもともとは4WD機能として開発されたものではなく、大型ミニバンのアルファード・ヴェルファイア兄弟車をハイブリッド化する際に大きな駆動用電気モーターを狭いエンジンルーム内に収めることができず、しかたなくフロント駆動用の小さな電気モーターとリヤ駆動用の電気モーターといった形で分けるように電気モーターを搭載したことから作られたものなのです。

いわばハイブリッドシステムを搭載するうえでの省スペース策だったわけですが、商売上手なトヨタはそれを「電気式4WDシステム・E-Four」として売り出したというわけです。

前後で全く独立した形で機能するので、前後トルク配分は電気スイッチ次第でどうにでもなります。
しかし、リヤ駆動用の電気モーターの負担がかなり大きくなることからどうにでもなるといっても4WD状態になる時間がかなり短くされ、とてもとてもクロスオーバーSUVに使える4WDシステムとはいえません。

スタンバイ4WDシステムレベルのトラクション性能しか持っていません。

ちなみにリヤ駆動用の電気モーターとして付けられているのはRXのハイブリッドモデルと全く同じ68psの2FM型です・・・ここも流用です。

トヨタ・NXの燃費性能

●2.0リッターターボエンジンモデル(NX300)

・カタログ燃費:最大13.0km/L
・実燃費:約9km/L

●3.5リッターハイブリッドモデル(NX300h)

・カタログ燃費:最大21.0km/L
・実燃費:約11km/L

ダウンサイジングターボエンジン、ハイブリッドシステム、この2つの低燃費装備をもってしても贅沢装備、無駄な装備、過剰な飾り付けによって軽く1.75トンを超える車両重量では燃費性能はこれが精一杯のようです。

カタログ燃費はどうにでもなるのでいいとしても実燃費の悪さには驚きを隠せません

兄弟車のハリアーと比較してみよう

兄弟車同士でどこまで似ているのか、どこまで使いまわしがされているのかを知るために、トヨペット店販売のハリアーと比べてみましょう。

どちらもガソリンエンジンモデルとハイブリッドモデルがありますので両方で比較します。

●NX
・ガソリンエンジンモデル:NX300 4WD 標準グレード
・ハイブリッドモデル:NX300h 4WD 標準グレード

●ハリアー
・ターボエンジンモデル:4WD「エレガンス」グレード
・ハイブリッドモデル:4WD 「エレガンス」グレード

エンジンスペック比較

●NX

ガソリンエンジンモデル(NX300)

8AR-FTS型
2リッター直列4気筒DOHC半直噴ターボエンジン

・最大出力:238ps/4800rpm~5600rpm
・最大トルク:35.7kgf・m/1650~4400rpm

ハイブリッドモデル(NX300h)

エンジン:2AR-FXE型(2.5リッター直列4気筒DOHC半直噴NAエンジン)
電気モーター:フロント2JM型、リヤ2FM型

・システムパワー:197ps

●ハリアー

ターボエンジンモデル(「エレガンス」グレード)

8AR-FTS型
2リッター直列4気筒DOHC半直噴ターボエンジン

・最大出力:231ps/5200rpm~5600rpm
・最大トルク:35.7kgf・m/1650~4000rpm

ハイブリッドモデル(「エレガンス」グレード)

エンジン:2AR-FXE型(2.5リッター直列4気筒DOHC半直噴NAエンジン)
電気モーター:フロント2JM型、リヤ2FM型

・システムパワー:197ps

ハイブリッドモデルはハイブリッドシステムもエンジンも電気モーターも全く同じですのでパワースペックも全く同じととなりますが、ターボエンジンモデルのパワースペックは、エンジンが全く同じながらNXの方が若干パワフルな設定になっています。

これは国内向けのハリアーが低燃費を強く意識したことでブースト圧の設定を低めにしたことによって起こったことです。

燃費比較

●NX

ガソリンエンジンモデル(NX300):最大13.0km/L
ハイブリッドモデル(NX300h):最大21.0km/L

●ハリアー

ターボエンジンモデル(「エレガンス」グレード):最大13.0km/L
ハイブリッドモデル(「エレガンス」グレード):最大21.4km/L

どちらも同じような数字ですが、燃費性能を向上させるためにせっかくターボチャージャーのブースト圧を落としたハリアーのガソリンエンジンモデル、たいして効果がなかったようです。

販売価格帯比較

モデル全体の価格を見てみます。

●NX:約442万円~約598万円
●ハリアー:約295万円~約464万円

同じ車のなのに、NXよりもハリアーの方が売れているのもこの販売価格を見るだけでも理由がよくわかります。
トヨタ・レクサス店で売られている車がどれだけ無駄に高いのかがよくわかる事実ではないでしょうか。

まとめ

やっぱり日本では大型モデルは扱いにくい、売れないということで急遽作られた感の強いNXですが、そのためかハリアー兄弟車としてみてもかなり他の既存モデルからの流用部品が多いことに気が付きます。
これが「おっつけ仕事」の結果でしょう。

そして、ここまでそっくりな兄弟車を並べてみると如何にトヨタ・レクサス店が暴利をむさぼる販売店であるかがよくわかりました。

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